学生と社会人の違い「導入3」

今回は、正しい価値観・間違った価値観について考えていきましょう。

できることであれば、私たちはより良い結果を得たいものです。そのより良い結果を得るためには、正しい行動をとることであり、そして、その正しい行動をつかさどる意識をもつことが必要です。この意識や価値観を「正しい意識や価値観」と言います。

ただし、正しい意識や価値観をもっていれば、必ずより良い結果が得られるということではありません。なぜならば、正しい行動をとったとしても、様々な要素が絡み合って悪い結果になってしまうこともあるからです。とはいえ、正しい行動をとっていれば、より良い結果が得やすいことは間違いないことです。

例えば、わかりやすく「前向き意識」と「やらされ意識」で考えてみましょう。前向き意識であれば、キビキビと意欲的な行動をとり、やらされ意識であれば、グダグダとやる気のない行動をとることでしょう。意欲的な行動をとった場合とやる気のない行動をとった場合で、どちらの方がより良い結果が得られるかは、火を見るより明らかでしょう。

誤解がないように補足をすると、学生意識(=間違った価値観)がダメなものと言っているわけではありません。社会人として活躍する(=より良い結果を得る)ことを考えると、社会人意識(=正しい価値観)へ切り替えていくことが重要なのです。

そのためには、まず形のない意識や価値観を言葉にして、何が社会人意識(=正しい価値観)なのか、何が学生意識(=間違った価値観)なのかを一つ一つ認識することが大切です。

次回は、この意識や価値観を切り替えていくにはどうすれば良いのかについて考えてみましょう!

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